溶接の品質を高める為には基礎知識が大切‼

溶接は自動車や船舶、建築物の鉄骨のような大規模構造物から、金型や機械部品のような精密部品まで広く使われています
(産業を基礎から支える大切な職種)一方で、作業者の勘・コツに頼ることが多く、作業者の技能によって品質がばらつきます。
そのため、溶接技術・技能について学び、品質を高めることが大切なんです。

今後、技術者に必要な溶接の基礎知識を掲載していきますので、勉強していきましょう (^O^)/

テーマ1:溶接とは?

溶接とは、2個以上の部材の接合部に熱や圧力、金属材料などを加え、連続性を持つ部材にする作業です。
エネルギーを利用して、2つ以上の部材を冶金(やきん)的に接合します。
冶金とは、原子間引力を利用して、金属を接合する技術です。

■冶金的な接合方法:融接・圧接・ろう接の3種類
〇融接(ガス溶接・アーク溶接 等)
〇圧接(スポット溶接 等)
〇ろう接(ろう付け・はんだ付け 等)

【溶接技能育成センター】

福岡県久留米市梅満町1616-1
TEL(0942)65-3640