製造系の企業の求人で品質管理というお仕事を目にしたことはありませんか?
言葉のイメージからなんとなく内容は想像できるかもしれませんが、
細かい業務内容などはあまり知られていないのではないでしょうか。
今回は、品質管理のお仕事をご紹介します。
品質管理ってなに?
品質管理とは、製品やサービスを生産するにあたって、その品質が問題なく基準に達しているかを検証し、保証することです。主に製造現場での不良品がないかをチェックする業務です。
工程管理、品質検証、品質改善という3つのステップを繰り返すことで、確かな品質の製品を世に送り出す大切なお仕事です。
品質保証とはどう違うの?
どちらも目的としては品質をチェックし不良品がないようにすることですが、少し違います。
品質管理は、製造の現場で品質を管理することです。対して品質保証は、顧客に販売した後を含めて、製品の品質を保証するための業務です。
生産管理という言葉も良く聞くと思いますが、生産管理と品質管理は全く異なります。
品質管理は製品の品質を基準に沿って管理をしていき、正しく製品がつくられるようにしますが、
生産管理は生産の計画の基づいてどの製品がいくついつまでに製造されるかを管理します。
品質管理に向いている人は?
品質管理に向いている人は以下のような方でしょう。
・細かいことによく気づく、観察が得意
・コツコツ1つのことを行うのが苦ではない
・マニュアルや規定通りに行動するのが得意
・コミュニケーション力がある
・改善する力がある
どこがどう間違っていて、どうしないといけないのか
考えるだけではなく関係部署とコミュニケーションをとる場合もあるので、
コミュニケーションをとるのが好きな方でも、コツコツひとりで仕事をしたい方でも
どちらでも可能なお仕事だと思います。
資格は必要?
特に資格が必要ではない場合も多いですが、関連する資格というのは存在します。
「品質管理検定(QC検定)」という民間資格が品質管理関連の資格です。
品質管理に関する知識がどのレベルにあるかを客観的に評価するためのもので、品質管理全般に関する知識が問われる1級・準1級から、基礎的な知識の有無が問われる4級まで5つのレベルがあります。
品質管理でキャリアアップしていきたい方、初めてだけどチャレンジしたいという方は
資格取得をされてみてもいいかもしれません。
いかがでしたか?
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